「Gon Pops Tumbao Pro」というBongoを購入した。
日本は湿度の変化が大きいので、プラスチックヘッドにファイバーグラスシェルのボンゴを買う予定で、渋谷のIKEBEへ。
いくつか試奏するが、この梅雨の時期でも、どれもちゃんとボンゴらしい音がする。
なのに値段は¥7,000〜¥40,000。
決め手がよくわからないので、店員さんに選ぶポイントを聞く。
<ボンゴ選びのポイント>
音質
ハイトーンを出したいのか、派手な音を出したいのか、暖かい音を出したいのか、ただなんとなく叩いてみたいのか、を決める。
皮の質
生皮かプラスチック。生皮でもスラップがはっきり出るものが良質な皮。
プラスチックならよりハイトーンが出せる。
自分で色々なヘッドに張り替えて試す予定があるなら、この時点では考える必要はない。
シェルの素材
暖かい音の木製か、音抜けと音の立ち上がりが良く、耐久性にも優れたファイバーグラス。
シェルの仕上がりや外装
素材が木製の場合、日本の「桶」と同じ作り。
接合部分がはっきりわかる(接着剤がはみだしている)物よりも、接合部分がわからないくらい綺麗に仕上げている物の方が、耐久性が良く、音も丁寧。
色やデザインにこだわるならイメージをつけておく。
サイズと重さ
自分の足や手にあった大きさ(口径)。演奏していて疲れすぎない重さ。
こんな話を、ボンゴ2台で一緒にセッションして頂きながら教えて頂いた。
個人的な考えとして、自分の手は肉の厚さが薄いので、充分に鳴らせる物を買った方が良い、とも感じた。
最終的にGon Pops Tumbao Proを購入。
試奏しながら持った覚えている限りの印象は、
Gon Pops Tumbao Pro
ハイトーンの抜け、暖かみ、シェルの仕上がり、皮の質、どれも満足のいくものでした。
下記のLP Generation II® Wood Bongosに比べ、ハイトーンの抜けは劣りますが、音の暖かみと重量が少し軽い点で選びました。
LP Generation II® Wood Bongos
HPの説明通り、ハイトーンがはっきり出る。
Oak材特有の暖かみもある。
シェルの仕上がりも丁寧で、皮も良質です。
最後までこれとGon Bopsのどちらにするか悩みました。
LP Matador Raul RekowFiberglass
ファイバーグラス製。
非常に音抜けと音の立ち上がりが良い。
ラメ入りのデザインが見た目にも派手です。
LP Matador Wood Bongos
音抜けはそこそこ。
暖かみのある音です。
店員さんの説明によると、標準で張ってある皮の質があまり良くないので、張り替える事で本来の良質な音になる、との事。
LP Aspire Fiberglass Bongos
ファイバーグラス製。
どの音域の音のも、そこそこ輪郭がはっきりしている。
音量もそこそこ。
LP Galaxy® Giovanni Series™ Wood Bongos
恐らくはとても良いものと思われるが、私は手の肉厚が薄いためか、充分に鳴らすことは出来ませんでした。
見た目もゴージャスでシェルの仕上がりもとても丁寧です。
少し重いです。
LP Highline Wood Bongos
プラスチックヘッドで高音の鳴りと抜け、音の立ち上がりが抜群でした。
Gon Bops Mariano
とても暖かみのある音です。
TOCA 2700-C
基本的な音はきちんと出せる。
IKEBEではセールをやっていて、あまりの安さに少し心が揺らぎました(笑)。
うしっ!練習練習!!