ジャズの音源を探すため、押し入れの奥のカセットの山をあさっている。
留学中、日本ではCDやMini Disc、DATが主流だったが、バークリーではまだまだカセットが主流で驚いた。レッスンで使う参考音源、演奏の録音、教則用の音源等、ほとんどがカセット。
タイトルが書いてあるものは整理。無記名の物が10本程あったので聞いてみる。
中学の吹奏楽部時代の物や、自分では持っていた記憶の無いおニャ○子クラブっぽい物等があり、なかなか楽しい。が、殆どは何も録音されていなかった。
最後まで聞き入ってしまったテープが1つ。
チェッカーズのお気に入りをダビングしたもの。いわゆる「マイ・ベスト」(笑)。
今聞いても新鮮だ。
当時、どうやったのか覚えていないけれど、テレビで放送されたライブ音源まで入ってる(笑)。
ドラムを初めて耳コピしたのはチェッカーズ。
シンプルだけどいいグルーヴ。きっと今でも殆ど叩ける、うん。
おそらく世の中のプロドラマーと呼ばれている人達の中で、初めて耳コピしたのが「クロベエ」という人はいないんじゃないだろうかw。
色々な雰囲気の曲があって楽しい。そして、今のようにパソコン上で自由に修正して、切り貼りしてある録音ではないのに、うまい!。クリックにもあってるし。
いわゆる芸術エリートではない、ただオールディーズが好きで、地元のダンスパーティーで演奏していた少年達が頑張って演奏したんだと思うと改めて感動してしまう。
チェッカーズがきっかけでビートルズやカーペンターズ、コースターズを聞くようになった。いろんな曲を聴くようになった出発点だったんだなぁと、改めて気付く。
残念ながら、修復不能な程のケンカ分かれをしてしまったようで解散。クロベエも既に他界。もうこの音は生で聞けないんだなぁ。
スティーブ・ガッドもポンタさんもディジョネットも最高にカッコいいけど、
俺はやっぱりクロベエだな。
今年で彼の年齢を追い越す。
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