第47回 定期演奏会
でした(長っ!、笑)
Fuji Philharmonic Orchestra
略して
F.P.O.
指揮者で友人の坂巻史和氏に誘われ、22年ぶりに本番に乗ってきた。
2週間程で
フィンランディア(シベリウス)
アルルの女(ビゼー)
交響曲8番(ドボルザーク)、
4日でアンコールの
仮面舞踏会(ハチャトゥリアン)
スターウォーズ(ウィリアムス)
富士高校歌
の譜読みは、少々キツかったけれど、若い皆さんの頑張りに、たくさんエネルギーをもらって、実に楽しい時間を過ごした。
自分の娘と変わらない年齢の子達と一緒に弾くのは、最初は少し気恥ずかしかった。けれど、弾き始めれば、みんな同じ音楽仲間。ただひたすら、いい音を作ろうと必死になる。今も昔も変わらない。伝統って、受け継がれてるんだ、と実感。現役当時は少しやりすぎてしまって色々とシンドかったけれど、いい場所にいたんだなぁ、と少し自分を許せるような気がした。
本番も合わせて、4日程しかみんなとは過ごせなかったけれど、みんな気持ちがストレートで良い子達だった。みんなにとって、色んな意味で記憶に残る演奏会になっていたらいいな。
演奏自体も素晴らしかったと思う。しっかりクラシックも演奏するけど、アンコールでは仮装したり、スターウォーズみたいなポップな曲やったり、僕が20年前にやりたかったことが今できて楽しかったし、何より演奏者もお客さんも盛り上がった。
終演後は坂巻君や指揮者の高石先生とお茶をしながら、音楽の話ザンマイ。高石先生とは初対面だったけれど、クラシックの人にしては、随分と頭の柔らかい方だなぁ、という印象。聞けばジャズバンドでも仕事をされていたとか。なるほど、そういう人だからこそ、OBでもないのに長い間、一癖も二癖もある富士オケと良い関係を続けられたんだと納得。後輩達のお世話をして頂き感謝感謝。
中高一貫校になって5年目。色々と雰囲気が変わっていくと思うけれど、でもきっと、今まで変わらなかった部分はきっとこれからも変わらない。「自分達の力で創る」という意思は、きっとこれからも見えない形で引き継がれていくんだろうな。
これから部を引っ張っていく子達にも、引退したり卒業したりする子達にも、幸あれ〜
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